【令和7年】帰省前に備える|実家のリフォームチェックポイント10選

親の家の老朽化・安全対策を後悔なく進めるコツ
■帰省が“実家リフォームのきっかけ”になる理由
お盆や年末年始の帰省。
家族とゆっくり過ごす時間として大切ですが、実はもう一つ大きな意味があります。
それは「実家の今の状態を客観的に見られる貴重なタイミング」だということです。
普段住んでいる親御さんは、家の劣化や不便さに慣れてしまい、危険や改善点に気づきにくいもの。
子ども世代が帰省して「ここ、暗いね」「段差が多いね」「お風呂寒くない?」と気づくことで、リフォームの必要性が見えてきます。
実家のリフォームは、老朽化対策だけでなく、親の安全・健康、将来の介護や同居の準備、そして家の資産価値維持にも関わる重要なテーマ。
帰省の短い時間を上手に使って、後悔のないチェックをしておきましょう。
■まずはここを見る!実家のリフォームチェックポイント10選

1. 玄関・アプローチの段差や滑りやすさ
玄関前の階段、上がり框(かまち)の高さ、タイルの滑りやすさは転倒の原因になりやすい場所です。
特に雨の日や冬場に滑りやすい素材なら、手すり設置や滑り止め、段差解消の検討を。
2. 廊下・階段の暗さと手すりの有無
「夜中にトイレへ行く途中でヒヤッとした」という声はとても多いです。
照明が暗い、スイッチが遠い、手すりがない階段は危険サイン。
人感センサー照明/手すり追加/階段の踏面補修など、安全性を高めるリフォームが効果的です。
3. 床のきしみ・沈み・段差
歩いた時にギシギシ鳴る、床がフワッと沈む、敷居との段差が目立つ場合は、床下の劣化やシロアリ、構造の痛みが進んでいる可能性があります。
早めの床補強・張替え・床下点検が将来の大工事を防ぎます。
4. 外壁・屋根の色あせやヒビ、雨漏り跡
実家の外観は毎日見ている人ほど変化に気づきにくいもの。
外壁のひび、コーキングの割れ、屋根の反り・ズレ、天井のシミがあるなら要注意です。
放置すると雨漏り→構造腐食へ発展するため、外壁塗装・屋根補修のタイミング確認は必須です。
5. 水回り(キッチン・浴室・トイレ・洗面)の劣化
水回りの寿命は一般的に15〜25年程度。
「水栓のグラつき」「排水のニオイ」「カビが取れない」「お風呂が寒い」などは典型的な交換サインです。
特に浴室は**ヒートショック対策(断熱・暖房・手すり)**の観点でも優先度が高い場所です。
6. 窓の寒さ・結露・すき間風
冬に帰省すると「家の中なのに寒い」と感じることがあります。原因は窓の断熱不足。
結露がひどい、窓枠が冷たい、カーテンが揺れるなら、内窓設置・窓交換・断熱改修で快適性と健康リスクを減らせます。
7. 家の中のニオイ・湿気・カビ
押入れや北側の部屋、洗面所がジメジメしていたら、換気不足や断熱不足、配管漏れの可能性も。
換気扇交換/壁紙や床材の防カビ対応/床下換気などが有効です。
8. コンセントの位置と数
延長コードだらけ、家具の裏に隠れて使いづらい、掃除機をかけるたびに不便…
そんなストレスは、コンセント増設や位置変更で一気に改善します。
高齢になるほど「しゃがむ」「腕を伸ばす」動作が負担になるので、高さ・位置の最適化は暮らしやすさに直結します。
9. 収納の使い勝手と“物の増えすぎ”
実家は物が増えやすい場所。
収納が足りず床置きが増えると、転倒リスクが上がります。
収納リフォーム+片付け動線の見直しで、生活スペースを安全に確保できます。
10. 将来の介護・同居を見据えた動線
今は元気でも、数年後に階段や段差が大きな負担になることがあります。
寝室とトイレの距離、廊下幅、車いす対応の可否など、将来を見越してチェックしておくと安心です。
必要なら1階に寝室を作る/間取り変更/バリアフリー化も検討範囲に入ります。
■チェックするときのコツ(親との話し方/メモの取り方)
帰省中にリフォームの話を切り出すのは、ちょっと勇気がいります。
コツは「否定から入らない」こと。
- 「古いからダメ」ではなく
→「ここ危なくない?」「冬、寒くない?」と心配ベースで話す - その場で結論を出さない
→まずは一緒に“気になる点メモ”を作る - 写真を撮って記録する
→外壁のヒビ、床の段差、浴室の寒さなどを写真で残すと、業者相談がスムーズです
親御さん自身が「確かに最近不便だった」と気づけるように、寄り添い型で会話を進めるのが成功のポイントです。
■リフォームを進める流れ(現地確認→優先順位→見積→補助金)
帰省後にやるべきことはシンプルです。
- 帰省中にチェックした箇所を整理
- 優先順位をつける(安全/水回り/外装/快適)
- リフォーム会社へ現地調査依頼
- 見積もり比較+工事計画
- 補助金・助成金の確認(断熱・バリアフリー等は対象になりやすい)
特に断熱窓やバリアフリーは補助制度が絡むケースが多いので、早めに相談して適用可否を確認すると費用負担を抑えられます。
■まとめ:帰省の短い時間を“未来の安心”に変えよう
帰省は、実家を“ただ懐かしむ場所”として見るだけでなく、家族の未来の安心を作る時間にもできます。
玄関や階段の安全、水回りの寿命、外壁や屋根の劣化、寒さや湿気、収納や動線…。
気づいた瞬間が、リフォームのベストタイミングです。
「まだ大丈夫」ではなく「今のうちに整えておこう」という発想が、親の健康と家の長寿命化につながります。
次の帰省ではぜひ、今回のチェックポイントを片手に実家を見渡してみてください。
きっと“今やるべきこと”が見えてくるはずです。
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